「SEO対策って難しそう…」「業者に頼むと高いし、自分でできることはないのかな?」
ホームページを持っている中小企業や個人事業主の方から、こうしたご相談をよくいただきます。SEO対策と聞くと専門的で難しいイメージがありますが、実は初心者でも自分でできることはたくさんあります。
この記事では、SEO対策の基本的な考え方と、専門知識がなくても今日から始められる7つの施策をわかりやすくご紹介します。
そもそもSEO対策とは?

SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されます。簡単にいえば、GoogleやYahoo!などの検索結果で、自分のホームページをできるだけ上の方に表示させるための取り組みのことです。
たとえば、青森市で美容室を経営しているとします。「青森市 美容室」と検索したお客様の画面に、あなたのホームページが1ページ目に表示されるか、3ページ目に埋もれてしまうかでは、集客に大きな差が生まれます。
SEO対策は大きく分けると3つの種類があります。
コンテンツSEOは、ユーザーにとって役立つ情報を発信すること。
内部SEOは、ホームページの構造や設定をGoogleに正しく伝わるように整えること。
外部SEOは、他のサイトから自分のサイトへのリンクを獲得することです。
初心者の方がまず取り組むべきなのは、コンテンツSEOと内部SEOの基本的な部分です。
この2つは費用をかけずに自分で実践できるものが多く、しっかり取り組めば着実に効果が表れます。
初心者が自分でできる7つのSEO対策
1. タイトルタグを最適化する
タイトルタグとは、検索結果に表示されるページのタイトルのことです。SEO対策の中でも最も基本的かつ効果が大きい施策のひとつです。
タイトルタグを設定するときのポイントは3つあります。
まず、狙いたいキーワードを含めること。
次に、30〜35文字程度に収めること。
そして、クリックしたくなるような内容にすることです。
たとえば「会社概要」というタイトルよりも、「青森市で創業20年の工務店|〇〇建設の会社概要」のように、地域名や特徴を含めたタイトルの方が、検索結果で見つけてもらいやすくなります。
2. メタディスクリプションを設定する
メタディスクリプションとは、検索結果でタイトルの下に表示される説明文のことです。直接的な検索順位への影響は小さいとされていますが、クリック率に大きく関わります。
120文字程度で、そのページに何が書いてあるのかを簡潔にまとめましょう。
ここにもキーワードを自然に含めることで、検索結果で太字表示され、ユーザーの目に留まりやすくなります。
設定していないページがある場合は、まず主要なページから順に設定していくだけでも効果があります。
3. 見出し(h1〜h3)を正しく使う
ホームページの各ページには「見出し」を適切に設定することが大切です。
見出しはGoogleがページの内容を理解するための重要な手がかりになります。
h1はページの大見出しで、1ページにつき1つだけ設定します。
h2はその中の中見出し、h3はさらに細かい小見出しとして使います。
見出しにキーワードを自然に含めることで、「このページは何について書かれているか」をGoogleに正しく伝えることができます。
ただし、不自然にキーワードを詰め込むのは逆効果なので注意してください。
4. Googleビジネスプロフィールに登録する
地域で事業を営んでいる方にとって、特に効果が大きいのがGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)への登録です。
Googleビジネスプロフィールに登録すると、「青森市 美容室」のような地域名を含む検索をしたときに、地図と一緒にお店の情報が表示されるようになります。
これはMEO(Map Engine Optimization)とも呼ばれ、地域密着の事業者にとっては非常に強力な集客手段です。
登録は無料でできます。事業者名、住所、電話番号、営業時間、写真などをできるだけ詳しく登録しましょう。
口コミへの返信もSEO効果があるとされているので、お客様からの口コミにはていねいに返信することをおすすめします。

5. ホームページをスマートフォン対応にする
Googleは2019年から「モバイルファーストインデックス」を採用しています。
これは、スマートフォンでの表示を基準にして検索順位を決めるという方針です。
つまり、スマートフォンで見づらいホームページは、検索順位が下がる可能性があるということです。
自分のホームページがスマートフォンに対応しているかどうかは、実際にスマートフォンでアクセスしてみればすぐに確認できます。
文字が小さくて読みにくい、横にスクロールしないと全体が見えない、ボタンが押しにくいといった状態であれば、スマートフォン対応(レスポンシブデザイン)へのリニューアルを検討しましょう。
6. ページの表示速度を改善する
ページの読み込みが遅いと、ユーザーは待ちきれずに離脱してしまいます。
Googleもページの表示速度を検索順位の要因のひとつとしています。
表示速度が遅くなる原因として多いのが、画像のファイルサイズが大きすぎることです。
写真を掲載するときは、適切なサイズに圧縮してからアップロードするだけでも、表示速度はかなり改善されます。
Googleが無料で提供している「PageSpeed Insights」というツールを使えば、自分のホームページの表示速度をチェックし、改善ポイントを確認することができます。
7. 役に立つコンテンツを定期的に発信する
SEO対策の中で、最も本質的で効果が持続するのが「良質なコンテンツの発信」です。
Googleは、ユーザーにとって役立つ情報を提供しているホームページを高く評価します。
ブログやお知らせを定期的に更新して、お客様が知りたい情報を発信していきましょう。
「よくある質問への回答」「サービスの詳しい説明」「お客様の声の紹介」「業界の基礎知識の解説」など、お客様の疑問や不安を解消する内容が効果的です。
大切なのは、記事の数よりも質です。
月に1〜2本でも構いませんので、読んだ人が「役に立った」と感じる記事を積み重ねていくことが、SEO対策の王道です。
SEO対策で使える無料ツール

自分でSEO対策に取り組むとき、以下の無料ツールが役に立ちます。
自分のホームページがGoogleの検索結果にどのように表示されているかを確認できるツールです。
どんなキーワードで検索されているか、クリック数や表示回数はどのくらいかといったデータを見ることができます。
SEO対策を行うなら、まず最初に導入しておきたいツールです。
ホームページへのアクセス状況を詳しく分析できるツールです。
訪問者数、どのページがよく見られているか、スマートフォンとパソコンのどちらからのアクセスが多いかなどを把握できます。
キーワードの関連語やサジェスト(検索候補)を調べることができるツールです。ブログ記事のネタ探しやキーワード選定に便利です。
先ほどもご紹介した、ページの表示速度を測定するGoogleの無料ツールです。改善すべきポイントも具体的に教えてくれます。
どのツールもアカウント登録だけで無料で使えるので、まだ導入していない方はぜひ設定しておきましょう。
SEO対策で気をつけたいこと
効果が出るまでには時間がかかる
SEO対策は、始めてすぐに結果が出るものではありません。
一般的には、施策を始めてから効果が表れるまでに3〜6ヶ月程度かかると言われています。
「1ヶ月やったけど順位が上がらない」と焦る必要はありません。正しい施策を地道に続けることが大切です。
やってはいけないSEO対策がある
検索順位を上げたい一心で、不正な手法に手を出してしまうケースがあります。
たとえば、キーワードを不自然に大量に詰め込む、質の低い記事を大量生産する、お金を払ってリンクを買うといった行為は、Googleのガイドライン違反にあたります。
こうした手法は短期的に効果が出ることがあっても、最終的にはペナルティを受けて検索結果から消えてしまうリスクがあります。
正攻法で取り組むことが、長い目で見れば最も確実な方法です。
すべてを一度にやろうとしない
7つの施策をご紹介しましたが、すべてを一度にやろうとする必要はありません。
まずはタイトルタグの見直しやGoogleビジネスプロフィールの登録など、すぐにできることから始めてみてください。
小さな改善を積み重ねていくことで、着実にホームページの検索順位は改善されていきます。
まとめ:SEO対策は「お客様のために」が基本
SEO対策というと技術的なイメージがありますが、その本質は「お客様が求めている情報を、わかりやすく届けること」です。
Googleが評価するのは、小手先のテクニックではなく、ユーザーにとって本当に役立つホームページです。
今回ご紹介した7つの施策は、どれも特別な専門知識がなくても始められるものばかりです。
まずはできるところから、一つずつ取り組んでみてください。
「自分でやってみたけど、もっと本格的に対策したい」「そもそもホームページの構造から見直したい」という方は、ぜひCABF.studioにご相談ください。
SEO対策を意識したホームページ制作から、公開後の運用サポートまで、トータルでお手伝いいたします。
