SEO対策は自分でできる|初心者向け5ステップを実データで解説

「SEO対策を自分でやってみたいけど、何から始めればいいの?」
「業者に頼むほどの予算はない…」
そんな方に向けて、自分でできるSEO対策を5つのステップで解説します。
僕は自社で運営しているメディアで、検索からのクリックを90日で7,353回集めています。
広告は使っていません。
その運営で実際にやっていることを、初心者が取り組みやすい順番に並べました。
SEO対策は自分でできる

結論から言うと、SEO対策の多くは自分でできます。
初心者でも、業者に頼まないと進まない作業は、思っているほど多くありません。
SEO(検索エンジン最適化)とは、Googleなどの検索結果で、自分のページを上に表示させるための取り組みです。
大きく分けると、次の3種類があります。
- コンテンツSEO:読者の役に立つ記事やページを作る
- 内部SEO:タイトルや見出しなど、ページの中身をGoogleに伝わる形に整える
- 外部SEO:ほかのサイトから紹介(リンク)してもらう
このうち、自分で手を動かせるのはコンテンツSEOと内部SEOです。
外部SEOは相手があることなので、狙って増やすのは難しい分野です。
この記事の5ステップも、前の2つが中心になります。

僕が運営しているメディアの数字
先に、僕自身の数字を出しておきます。
自社で運営している情報メディアの、直近90日の実績です。
| 指標 | 実績(過去90日) |
|---|---|
| 検索からのクリック | 7,353回 |
| 検索結果への表示 | 162,414回 |
| クリック率 | 4.53% |
| 平均掲載順位 | 5.5位 |
Googleサーチコンソール実測値(2026年6月13日〜9月11日)
記事数は約30本で、広告費はかけていません。
平均5.5位は、検索結果の1ページ目にあたります。
過去には1位を取った記事もあります。
運営の詳しい実績は、集客サポート(SEO・MEO)のページにまとめています。
※いずれも過去の実績です。ジャンルや競合の状況によって、結果は変わります。
始める前に:Googleサーチコンソールを入れる
初心者の方が最初にやるのは、Googleサーチコンソールの導入です。
数字が見えないまま対策を始めても、効いたかどうかが分かりません。
サーチコンソールは、Googleが無料で提供しているツールです。
自分のサイトについて、次のことが分かります。
- どんな言葉で検索されて、表示されたか
- 検索結果に何回表示され、何回クリックされたか
- 何位あたりに表示されているか
上の表の数字も、すべてサーチコンソールで見たものです。
登録は、Googleアカウントがあれば無料でできます。
サイトの持ち主であることを確認する手続きを済ませれば、数日でデータがたまり始めます。
WordPressを使っている場合は、SEO用のプラグインから確認用のコードを設定できます。
アクセス数まで詳しく見たいときは、Googleアナリティクスもあわせて入れておくと便利です。
ステップ1:キーワードを選ぶ
SEO対策の出発点は、「どんな言葉で検索されたいか」を決めることです。
これをキーワード選びと呼びます。
ここを飛ばすと、どれだけ良い記事を書いても読まれません。
僕のやり方:ラッコキーワードで候補を出す
僕が使っているのは、「ラッコキーワード」というツールです。
調べたい言葉を入れると、一緒に検索されている言葉が一覧で出てきます。
たとえば「SEO対策」と入れると、「自分で」「初心者」「やり方」などの組み合わせが並びます。
この一覧から、記事にする言葉を選びます。
僕が基準にしているのは、次の2点です。
- 月間の検索数が300以上あるか
- その疑問に、自分の経験で答えられるか
検索数が少ない言葉は、上位を取っても読まれる数が限られます。
なので、月300を1つの線にしています。
検索数を確かめずに作って、失敗したことがあります
キーワード選びで、僕自身の失敗を1つ紹介します。
このサイトで以前、「弘前の飲食店向け」のように、地域と業種を組み合わせたページを増やそうとしていました。
業種ごとにページを並べる計画で、1本は実際に書き上げていました。
ところが、あとから検索数を調べると、地域と業種の組み合わせはどれもほぼ0でした。
書き上げた1本も、公開を見送っています。
思い込みで決めずに先に数字を見ていれば、書く前に気づけた失敗です。
検索数は、Googleの「キーワードプランナー」などで確認できます。
候補を出したら、書き始める前に一度、検索数を確かめてください。
ステップ2:読者の目的に合わせて書く
キーワードが決まったら、記事を書きます。
その前に、そのキーワードで検索している人が「何を知りたいのか」を考えます。
これを検索意図と呼びます。
検索結果の上位を見て、答えを確かめる
一番確実なのは、自分でそのキーワードを検索してみることです。
上位に並ぶ記事は、Googleが「この疑問への答えに近い」と判断したものです。
たとえば「SEO対策 自分で」で検索すると、上位には手順を解説した記事が並びます。
この言葉で調べる人は、「SEOとは何か」より「何をすればいいか」を知りたいわけです。
この記事をステップ形式にしているのも、そのためです。
自分にしか書けないことを入れる
上位の記事を読んでみると、多くは一般的な解説です。
同じ内容を後から書いても、先に上位にいる記事にはなかなか勝てません。
差がつくのは、自分の経験や数字です。
お店なら、実際にお客様からよく受ける質問。
制作者なら、実際にやってしまった失敗。
この記事でいえば、運営メディアの数字や、キーワード選びの失敗談がそれにあたります。
最初は、完璧より本数
僕が運営メディアを始めたとき、最初にやったのは記事を書いて数を増やすことでした。
1本目から完璧を目指すと、なかなか公開までたどり着けません。
公開すると、サーチコンソールにデータがたまり始めます。
どの記事が表示されやすいかは、出してみないと分かりません。
まず出して、反応を見てから直す。
僕はこの順番で進めてきました。
ただし、1本ごとにキーワードは決めて書きます。
中身の薄いページを数だけ増やすのとは違います(あとの「やってはいけないこと」で触れます)。
ステップ3:タイトル・見出し・説明文を整える
記事ができたら、内容がGoogleと読者に伝わるよう、3か所を整えます。
タイトル:キーワードを前に、30字前後で
タイトルは、検索結果で一番大きく表示される部分です。
キーワードをなるべく前に置き、30字前後に収めます。
長すぎると、検索結果で後ろが切れてしまいます。
この記事のタイトルも、「SEO対策は自分でできる」を先頭に置いています。
見出し:h1は1つ、h2・h3で区切る
見出しは、Googleがページの中身を理解するための手がかりです。
h1(大見出し)は、1ページに1つだけにします。
その下を、h2(中見出し)とh3(小見出し)で区切ります。
見出しだけを読んで、記事の流れが分かる状態が理想です。
キーワードは自然に入れる程度にして、詰め込まないようにします。
説明文(メタディスクリプション):120字以内で要約
メタディスクリプションは、検索結果でタイトルの下に出る説明文です。
順位への影響は小さいとされていますが、クリックされるかどうかに関わります。
120字以内で、そのページで何が分かるかをまとめます。
キーワードを入れておくと、検索結果で太字になり、目に留まりやすくなります。
WordPressなら、SEO用のプラグインで記事ごとに設定できます。
ステップ4:サーチコンソールで見直して直す
SEO対策は、書いて終わりではありません。
公開して1〜2か月たったら、サーチコンソールで結果を見直します。
「表示は多いのにクリックされない」ページを探す
サーチコンソールの「検索パフォーマンス」を開き、ページごとの数字を見ます。
探すのは、表示回数が多いのに、クリック率が低いページです。
こうしたページは、順位はそこそこでも、タイトルで選ばれていない可能性があります。
記事を書き直さなくても、タイトルを変えるだけで改善することがあります。
実例:タイトルの言葉の位置を1つ変えた
運営メディアで実際にやった見直しを紹介します。
ある植物の育て方の記事は、90日で約1万7,000回表示されていました。
順位は7〜8位で、1ページ目には入っています。
それなのにクリック率は2.77%で、サイト平均の4.53%を下回っていました。
検索された言葉を1つずつ見ていくと、原因が見えてきました。
「室内」を含む検索では1〜2位で、よくクリックされています。
一方、検索数の多い「〇〇 育て方」では6〜10位にとどまっていました。
タイトルの先頭に「【室内】」を置いていたので、室内に特化した記事だと受け取られていたと考えました。
そこで「室内」は残したまま、タイトルの後ろのほうへ移しています。
結果は、いま確かめているところです。
大事なのは、感覚で直すのではなく、数字から原因を探すことです。
20〜30位のページは、中身を足す
表示はあるのに順位が20〜30位のページは、内容が足りていない可能性があります。
上位の記事と見比べて、抜けている話題がないかを確かめます。
自分の経験や数字を足せるところがないかも、あわせて見直します。
ステップ5:表示速度とスマホ表示を確認する
最後に、ページの表示速度と、スマホでの見え方を確認します。
ここは作り込むより、最低限のチェックをしておく部分です。

表示速度はPageSpeed Insightsで測る
「PageSpeed Insights」は、Googleが無料で提供している速度チェックのツールです。
URLを入れるだけで、表示速度と改善点が分かります。
遅くなる原因で多いのは、画像のファイルサイズが大きすぎることです。
写真を圧縮してからアップロードするだけでも、かなり改善します。
スマホで実際に開いてみる
Googleは、スマートフォンでの表示を基準にページを評価しています。
自分のサイトを、実際にスマホで開いてみてください。
- 文字が小さすぎて読みにくくないか
- 横にスクロールしないと、全体が見えないことはないか
- ボタンが小さすぎて、押しにくくないか
当てはまるものがあれば、スマホ対応(レスポンシブデザイン)の見直しが必要です。
テーマの変更や制作の作業になるので、自分で難しければ専門家に相談するのも手です。
自分でやるSEO対策で、やってはいけないこと
順位を早く上げたくて、Googleのルールに反する方法に手を出してしまうケースがあります。
代表的なのは、次の3つです。
- キーワードを不自然に大量に詰め込む
- 中身の薄いページを、数だけ大量に作る
- お金を払って、ほかのサイトからのリンクを買う
一時的に順位が上がっても、あとで評価を下げられ、検索結果から消えてしまうリスクがあります。
ステップ2で「最初は本数」と書きましたが、これとは別物です。
1本ずつキーワードを決めて、読者の疑問に答える記事を増やすのは正攻法。
問題になるのは、読者のためにならないページを、順位のためだけに量産することです。
よくある質問
Q:効果が出るまで、どのくらいかかりますか?
一般的には、3〜6か月ほどかかると言われています。
公開した翌週に順位が上がることは、まずありません。
焦って何度も書き直すより、1〜2か月ごとにサーチコンソールで見直すくらいの間隔が合っています。
Q:お店のSEOなら、Googleマップの対策も必要ですか?
地域で店舗を営んでいるなら、Googleマップの対策(MEO)も並行して進めるのがおすすめです。
「地域名+業種」で検索したとき、地図と一緒に表示される部分のことです。
ホームページのSEOとは別の取り組みなので、こちらの記事で詳しく解説しています。

Q:無料のツールだけでできますか?
できます。
この記事で紹介したツールは、どれも無料で使い始められます。
- Googleサーチコンソール:検索での表示回数・クリック数・順位を見る
- ラッコキーワード:キーワードの候補を出す
- キーワードプランナー:検索数の目安を調べる(Google広告のアカウントが必要)
- PageSpeed Insights:表示速度を測る
- Googleアナリティクス:アクセス数を見る
とはいえ、本業をやりながらSEO対策まで手を回すのは、正直なところ大変です。
「どこまで自分でやって、どこから任せるか」を整理したい方は、青森県でホームページ制作をお考えの方へもあわせてご覧ください。
青森県内での制作会社の選び方をまとめています。
まとめ:自分でやるSEOは「選んで、書いて、見直す」
SEO対策は、専門知識がなくても自分で始められます。
やることを整理すると、次のとおりです。
- 始める前に、Googleサーチコンソールを入れる
- ラッコキーワードで候補を出し、月間検索数300以上を目安にキーワードを決める
- 検索結果の上位を見て、読者が知りたいことに答える
- タイトル・見出し・説明文を整える
- 公開したら、サーチコンソールで数字を見て直す
一度に全部やる必要はありません。
まずはサーチコンソールを入れるところから、始めてみてください。
「自分でやってみたけど、もっと本格的に対策したい」「そもそもホームページの構造から見直したい」という方は、ぜひCABF.studioにご相談ください。
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自社で運営しているメディアの実測値や、Googleマップ対策の実績は、こちらにまとめています。
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